2011年6月13日月曜日

J1第14節 vs浦和レッズ @NACK5スタジアム大宮

http://www.jsgoal.jp/game/2011/20110100010820110611.html

2-2
前半37分 ラファエル
後半8分 深谷 友基
後半11分 エジミウソン(PK)
後半33分 原口 元気


待ちに待ったさいたまダービー。今年の大宮ホーム戦は3年ぶりにNACK5スタジアムでの開催。キャパが小さい分密度が濃くてサポーター同士の小競り合いがあるかとも思われたが大量動員された警備員のおかげもあり特に大きな問題は発生せず。
予報された雨も午前中にあがり、今年はじめて雨の心配のないホームゲームとなった。

フォーメーションはどちらもオーソドックスな4-4-2。ただ浦和側は個でグイグイ押してくるのに対して大宮側が組織で守るという感じ。
前半はお互いに持ち味を発揮。大宮側は前線のラファエルとイチョンスにシンプルに当てる攻撃。浦和側はサイドで仕掛けて中で勝負する攻撃。凡ミスが少なく見ごたえのある試合となった。
試合が動いのは前半37分。サイドから渡部があげたクロスをラファエルが頭で押し込む。終始ラファエルに競り負けていた山田が守備をサボりフリーにしてしまった形。
後半の頭から浦和は高崎に代えて田中を投入。この交代によって後半のペースは終始浦和が握る。
しかし後半8分に深谷が追加点。右サイドの突破からCKを得てこれまた山田が深谷に振り切られて得点。この後山田はスピラノビッチと交代。
この得点の直後の後半11分、クロスにマルシオリシャルデスと竸った藤本のファールを取られPKが与えられる。エジミウソンがきっちり決めて1点差に。PKの判定は非常に不可解であった。
その後も浦和ペースで試合が進み後半33分、カウンター気味に左サイドを突破した原口が倒れながらシュートをねじ込む。これは打った方を褒めるしかないという見事なシュートでした。
その後、お互いチャンスを作るも決めきれず2-2で終了。

勝てはしなかったものの今季ベストゲームに近い内容。
2点しかとれなかったが前線のコンビネーションはよかったし、不可解なPKとスーパープレーというしょうがない失点以外はDF陣も安定していた。
ホームで勝てなかったこと、浦和レッズに勝てなかったこと、と非常に悔しい試合だったが間違いなく次に繋がる試合だった。

次の試合から、U-22代表の東とヨングォンが離脱の中で、川崎、名古屋、磐田、神戸と強豪チームと連戦になるので体調管理を怠らずにこの時期を乗り越えなければ。
6月のこの4試合で1勝2分1敗、勝ち点5が最低ライン。これ以上の成績を収められなければ上位進出なぞ到底不可能。
ちなみに私は水曜日のホーム川崎戦は行けない代わりに土曜日のアウェー名古屋戦へ参戦。その次の磐田戦はおそらく行けないだろうけど最後の神戸戦はもちろん参戦します。


最後に追記で採点



北野貴之/6.0
2つの失点はどちらも致し方なし。キックの精度も悪くなかった。


渡部大輔/6.0
2得点に絡むも2失点にも絡む。
原口に抜かれた後に取り返すぐらいの根性見せて欲しかったが体力切れで攻撃参加できなかった。


深谷友基/6.5
CKからの今季初得点。高さはさすが。


金英權/6.0
特に印象ないなぁ。ロングフィードはやっぱりいいものがあるね。


坪内秀介/6.0
相手がこのサイドからあんまりせめて来ないのもあったけど安定したプレーでした。攻撃時にもうちょい工夫が欲しい。


青木拓矢/5.5
中盤での守備はいいんだけどね。ただ後半のマークの受け渡しはいまいちだった。


上田康太/6.0
相手に高さがないというのもあったがCKの精度はよかった。中盤省略サッカーになっていたため組み立てはイマイチ。


慶悟/5.5
一応得点には絡んでいたけど全体的に消えてる時間が多かった。


藤本主税/5.5
東に同じ。前線の2人が攻めてる時に効果的に絡めず。


ラファエル/7.0 (MVP)
ミスターダービー男。前半はロングボールに終始競り勝っていた。
最後のところで負傷交代したのが気になります。最悪川崎戦をスキップしてもいいのでその次から万全の状態で出てきて欲しい


天秀/5.5
チャンスを数多く創りだしたのはさすがだがものすごい師匠っぷりを発揮して全てのチャンスを潰す。ないわ。


渡邉大剛/5.0
勝ち越し点のチャンスをオフサイドで潰す。まぁ触らなくてもオフサイドだったかもしれないけど。
っていうよりアレはチョンスの師匠がなければよかっただけで・・・。


監督
鈴木淳/6.0
前半の狙いは完璧。後半田中達也が入ってきてからの対応がまずかった。
最初からバランスがよかったとはいえさすがに動くのが遅い。

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