2011年12月3日土曜日

J1第34節 vsヴァンフォーレ甲府 @NACK5スタジアム

3-1 勝利
得点者
前半13分 石原 直樹

前半25分 井澤 惇
前半29分 東 慶悟
後半2分 東 慶悟

長かった2011年シーズンもいよいよ最終節。
早々に残留を決めているうちに対して非常にわずかな残留の可能性にかける甲府が挑むという試合。

スタメンはラファエル、イチョンスの両外国人FWが怪我で欠場ということで石原の1トップ。U-22代表から戻ってきた東がトップ下に入る4-2-3-1のフォーメーションでスタート。
甲府も出場停止明けのハーフナーを筆頭に3トップで点を狙いに来る。

前半からうちがボールを持って優勢に試合をすすめる。
そんな中、中盤でボールを奪い東から石原へスルーパスが通る。フェイントを入れつつ鋭いシュートを右枠に決めて早くも先制点を奪う。
徐々に甲府にペースが移っていくと25分、ゴール中央までボールをつながれて井澤に素晴らしいループシュートを決められて同点となる。
しかし直後の29分、カウンターから右サイドを破りオーバーラップした杉山のクロスを中央で東があわせて再びリードを奪う。今シーズンでチームを去る杉山はシーズンを通してクロスの精度が良くなかったがこの場面でドンピシャのボールを入れた。

後半、甲府は立ち上がりから選手2人を交代して攻勢をかけようとするも、2分にダニエルのミスから追加点を奪われてしまう。
その後は攻める甲府、カウンターを狙う大宮、とわかりやすい展開になるもお互いに決定機を欠き3-1で終了。
大宮はシーズンの最終戦をホーム2勝目という形で締めくくる。
一方の甲府は残留ならず、J2降格が決まった。

今日の一番の勝因は中盤と前の選手の距離感。
青木・上田・東のところの三角形でいい形でボールが回る上に石原が常にDFの裏を狙ってくれていたから東の動くスペースができる、スルーパスを出すことができると非常に良い形を作り出すことができた。
この中にどうやってラファやチョンスを組み込むことになるのかわからないが来期の戦い方の一つの形を示せたのではないかと思う。
いろいろ言いたいことはあるけど今日の試合についてはこのへんで。

以下、採点です。

北野貴之/6.0
1失点は致し方なし。ミドルシュートへの反応とかポジショニングとか安定していた。

杉山新/6.5
大宮でのラストゲームで見事な決勝アシストを決める。
守備面でも今日は良かったし最後まで運動量が落ちなかった。

深谷友基/6.5
ハーフナーとの戦いでほぼ完璧に抑える。CK時も脅威になっていた。

キムヨングォン/6.0
いいカバーリングとかもあったんだけど依然として謎のパスミスがあったりする。

村上和弘/6.0
やっぱりカムキャノンはシーズンに2回しか発動しないのか・・・。

青木拓矢/6.5
中盤でうまくボール回せていた。間違いなく今年一番伸びた選手。

上田康太/6.0
甲府に押し込まれ始めた時間帯で交代。
やっぱり康太がいると中盤でタメができてボールが落ち着く。来年も頼む。

渡邉大剛/6.0
運動量はお見事。シュートを決められてれば・・・。

橋本早十/5.5
左MF先発で途中からボランチへ。チャンスにイマイチ絡めてない感じがする。

東慶悟/7.0
2得点1アシストと完璧な活躍。
本人が目標と言っていた10得点には届かなかったものの背番号と同じ8得点は移籍1年目としては上々の数字。来年も頼む!!!

石原直樹/6.5
久々の先発で実力を出し切ることができたのではないだろうか。
FWらしい振りの早い見事なゴールでした。来年も活躍してくれーーーー!

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